背が高い、腕が長い。そんな場合の着物の作り方があります。
こんにちは、プチDです。
着物をオーダーメイドするとき、よく聞く悩みのひとつに
「自分の裄(手の長さ)に合う反物がない」です。
お背がある方は腕が長い方も多く、着物の裄が必要です。
だいたい身長が175cmを超えてくると合う反物が限られてきます。
185cmを超えてくると、まず一般的な反物では合わないことが多いです。
特にプレタだとこれだけ背のある方向けの物は珍しいですね。
ここで、着物を諦めてしまうことなかれ。
着物のいいところは、オーダーメイドできるところ。
例えば、裄をつぐということが出来ます。
反物の幅が足りない場合は、足りない幅分布を足してあげます。
生地に余裕があれば、同じ生地をつぎはぎ。
生地がたりなければ、別の生地を継ぐこともします。
「継ぐと、かっこ悪くなるのでは?」
確かに、継ぎ目はでてしまいます。
そういうときはうまく柄選び。
ストライプや、チェック等はほとんど継ぎ目が目立ちません。
また、色を大胆に変えて、デザインのように継ぐ方もいます。
背が高いということで、着物を諦めていた方。
諦める必要はありません。
是非、勇気を出して地元の信頼できる着物屋さんにご相談ください。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
今日のアイテム
「小千谷縮」
最近、あづまやでは夏物が大人気。
暑がりの方は早くも夏対策をはじめています。
夏といえば小千谷縮み。
汗をかいてもすぐ乾いて、涼しく気持ちいい生地です。
夏着物の大定番。
暑がりの方は是非ご相談ください。