11月になると我が街、愛知県西尾市でも七五三が盛況に行われます。
特に今日は11月15日前後の土日とあって一番多かったと思います。
当店でも朝から女の子と男の子着付けで賑わいました。
七五三を迎えられたご家族の方おめでとうございます!
本当に可愛い姿ですよね!この日は一生の思い出になったと思います。
今回のブログは七五三関連でよく聞かれるご質問をQ&A方式でお答えしてみたいと思います。ご参考になれば幸いです。
七五三についてのよくあるご質問
*かなり地方性があると聞いております、お近くで詳しい方に聞かれるのが一番かと思います。以下のお答えは愛知県三河地方の慣例です。
Q1:七五三は男女で何歳に行うか違うのですか?
A1:はい、愛知県三河地方では女の子は3歳と7歳、男の子は5歳で行います。数えでも満年齢でも構いません。
Q2:お宮参りの初着を七五三に着ることができますか?(男女共)
A2:はい、可能ですが、お宮参り着そのままの状態では着られません。お袖直しや身丈直しなどが必要になりますご相談ください。また男の子で使用される場合、成長の早いお子様の場合は5歳ですとお宮参り着が小さく着られなくなる可能性もありますので、男の子の七五三でお宮参りの初着を使う場合、数えの5歳(満4歳)で行うと良いと思います。
他店でお買い上げの着物でもいつでもお直しさせて頂きますのでお気軽にご相談ください。意外と知らないお母様が多いです。
Q3:お宮参りの場所ってどこが良いのでしょうか?
A3:お近くの氏神様の神社が最適だと思いますが、お祓いなどして頂きたい場合は神主さんが常時いらっしゃる有名な神社で行われる方が多いです。地元で行わない場合は地元の神様にご挨拶してから他の神社へ伺うのが良いとも言われています。お祝いごとですのでお祓いを受けられる場合、予約をする事も忘れずに。
Q4:11月15日が七五三の日と言われていますがいつ行うのが最適ですか?
A4:今では皆様のご都合が色々あるので、一概には言えませんが、15日前後でご家族の皆様が集まりやすい日程で行われることが多いです。前の週の土日は一番人気でかなり込み合います。先に記念写真だけ撮られる方もいらっしゃいます。
Q5:兄弟・姉妹の年の差の関係でどうしても七歳・五歳・三歳のタイミングに合わない場合、一人づつ行うのですか?正直大変です(笑
A5:おめでたいことなので何度お祝いしても良いと思いますが、ご家族皆様のご都合に合わせお兄ちゃんお姉ちゃんに合わせて下の子も一緒に行うことが多いです。
以上が非常に多いご質問です。何度も言いますが七五三参りは日本の文化で続いてきたもので、地域性の違いにより慣習が違う場合があります。お近くで詳しい方にお聞きされるのが一番かと思います。
いずれにしても、私(当店)が考える七五三の本当の姿は、ご家族みんなでその日はお子様の成長を祝う儀式だと思います。着物があるとかないとかの問題ではないと思います。
写真だけ撮って終わりという方もいらっしゃいますが、おじいちゃまおばあちゃまご親類皆さんもお誘いくださり、できれば神社へお参りに行かれその日はその子の成長を祈ってあげるのが一番良いかと思います。もちろんご都合がそれぞれあると思いますが、当店にいらっしゃるご家族皆さんがとても素敵な笑顔でいらっしゃるので、大変なことかもしれませんがこの文化が是非とも続いていくと良いと心の底から願います。
着物がそのお祝いのお道具の一つして縁をつなぎ、お祝いの場のお手伝いをさせていただける出来る事が私どもの幸せです。
お着物は京友禅 大四ツ身 絵羽着物と西陣袋帯
十三参り(12歳)まで着る事ができます。