生地が商品になるまで
こんにちは。おしゃれな瓶を手に入れました。プチDです。
ブランデーの瓶って綺麗なの多くないですか。
今回は生地が商品になるまでの流れをご紹介。
商品をご購入頂いた時、
まず生地を探します。
三河木綿や、出羽木綿、遠州木綿等、
種類が膨大でお店に置ききれないものは、
生地見本からオススメことも多々有ります。
お店にない場合は、各問屋さんや産地さんに連絡し生地の取り寄せ。
次に生地の水通し、
(綿の場合は自店舗で水通しをします)
縮みやすい木綿は10%以上縮むことがあります。
ジャストサイズのきちんとした着物を着てほしいので、
なるべくこの段階で縮ませます。
100%縮ませることは物理的に不可能ですが、
可能な限り縮ませます。
生地の水通し、干し方、アイロンがけと様々な点に工夫があります。
柄合わせ
あづまやでは、柄合わせを自社で行います。
仕立屋さん任せのお店が多いのですが、
ちょっと柄をずらすだけで、着物の印象はガラリと変わるので
実は手の抜けないところでもあります。
また、
「顔色を明るくしたい」
「なるべくスッキリ見せたい」
「ここにこの柄を出したい!」
等等、
こだわりのある要望に応えようとすると、
知識や経験も必要になってきます。
続きはまたこんど!
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今日のアイテム
She’s so kissable, huggable, lovable, unbelievable
She’s a mouthful of anything and everything a man could want
Up ’til now my life has been so lonely and boring
I never thought I would find someone so
「西村織物 夏名古屋帯」
からむしの夏名古屋帯です。
最近西村織物の帯をよくネットに上げているのですが、
どれも凝っているなーと感じます。
この帯も、市松模様ながら横糸部分がよろけており、
まるで立涌のような形になっています。
いろも、一見ベージュと茶の二色にみせつつ、
様々ないろの糸が入っています。
アクセントに織り模様がはいっていたりと、
ものづくりのアイディア、テクニック等
様々なもの作りの積み重ねがされてできているのだなーとしみじみ。